SHORT ANSWER
結論
情シス代行・社内IT支援の費用は、社員数よりも「どこまで任せるか」「毎月どれくらい作業が発生するか」「緊急・現地対応を含むか」で大きく変わります。見積では月額だけを比べず、対象業務、上限、成果物、対象外、追加費用条件を確認することが重要です。
費用を分解すると、比較しやすくなる
AZWorkでは、情シス支援の費用を次のような要素に分けて考えます。
AZWorkの見積設計式月額費用 ≒ 定常運用 + 問い合わせ対応 + セキュリティ運用 + 改善枠 + 緊急対応条件 + 現地対応条件
| 費用要素 | 具体例 | 費用が増えやすい条件 |
|---|---|---|
| 定常運用 | アカウント作成・停止、PC管理、ライセンス管理 | 入退社や端末交換が多い |
| 問い合わせ | メール、Teams、PC、プリンタ、ネットワークの相談 | 窓口時間が長い、即時回答を求める |
| セキュリティ | アラート確認、設定見直し、脆弱性・更新確認 | 監視頻度や対象サービスが多い |
| 改善 | 手順整理、自動化、設定改善、定例レビュー | 運用だけでなく毎月改善も進める |
| 緊急対応 | アカウント侵害、端末紛失、サービス停止 | 休日・夜間や短い初動時間を求める |
| 現地対応 | 機器交換、配線、現場調査 | 遠方・高頻度・時間指定がある |
「月額に含まれること」を必ず見る
同じ月額でも、内容が違えば比較になりません。最低限、次の項目を見積書または契約前の資料で確認します。
- 問い合わせは何件・何時間まで含むか
- アカウント作成・削除やPC初期設定は含むか
- Microsoft 365などの管理画面作業は含むか
- 障害・セキュリティ事故は通常対応か別料金か
- 現地訪問は含むか、交通費・出張費はどうなるか
- 月次レポート、台帳、手順書など何が成果物として残るか
- 対象外作業と追加料金の条件
安いプランが高くなる典型例
月額が低くても、実際には「相談窓口だけ」「作業はすべて別料金」「PC設定は1台ごとに追加」「障害対応は対象外」ということがあります。逆に、包括プランへ入りながらほとんど問い合わせがない会社では過剰になることもあります。
そのため、年間で見たときの総額と、社内担当者の削減時間を一緒に考えるべきです。
AZWorkなら、最初に業務を3つへ分ける
- 毎月必ず発生する仕事:アカウント・端末・ライセンス・バックアップ確認など。
- 不定期に発生する仕事:障害、入退社、機器交換、設定変更など。
- 会社を良くする仕事:自動化、セキュリティ改善、運用標準化、IT投資計画など。
この3つを分けると、「運用だけ外注する」「改善枠も月に数時間持つ」「緊急対応だけ別契約にする」といった設計ができます。
市場相場ではなく、自社の必要業務で比較するこのページでは特定の市場平均金額を断定していません。支援範囲、地域、SLA、対象技術で価格差が大きいためです。AZWorkでは、必要な業務を先に分解し、不要な範囲を契約から外す考え方を推奨します。
見積を取るときの質問
- この月額で「実際に手を動かす作業」はどこまでですか。
- 問い合わせ件数や作業時間に上限はありますか。
- 緊急時の連絡方法と、対応開始の目安は何ですか。
- 契約終了時に、設定情報・台帳・手順は引き渡されますか。
- 追加料金が発生する条件を具体例で教えてください。